スタッフ日誌

【2006年度】

3月29日(木曜日)

 
2006年度最終回の「んぐまーま」。51組の親子、おとな52名、子ども70名、計122名がつどいました。春休みということで、小学生が1名、幼稚園児が6名の参加もありました。今日は、荷物の棚が満杯となり、部屋の隅にも荷物が置かれました。春らしくなったのでベビーカーでの来場も増え、冬の間来られなかった久しぶりの親子も来場しました。春って、うれしいですね!でも、春は別れの季節でもあります。 4月から幼稚園や保育園に通う2組の親子は、 「これからはんぐまーまにあまり来れなくなるけれど、 広場があって助かりました。」と話していました。 皆に素敵な出会いが待っていますように!


 左の写真。ワニのクッションで囲んだ空間の中で、4人の子ども達がギュウギュウになって大はしゃぎ。ひとりのお母さんが周りから押してあげると、さらに盛り上がって、最後にはこのように大笑いしながらはじけて床に転がります。これを何度も繰り返していました。

 真ん中の写真。幼稚園児のお姉さん3人が小さな子を交えて上手に丸く輪になって座 り、ボール遊びをしていました。楽しそうにボールをやりとりをする中、小さい子のボールをキャッチする時の真剣な顔もほほえましい姿でした。

 新しい間取りも徐々になじんできたようです。面積の変化もありますが、いろいろなところに遊びのコーナーが生まれ、気持ちの上で広さの拡大が感じられました。

3月22日(木曜日)

 
幼稚園が春休みになったこともあり、今日は利用親子49組、大人49名に対して、何と子ども63名(4才以上は9名)、合計112名の親子が「んぐまーま」につどいました。大きい子どもがが多かったことで、0〜3才の遊びにも変化が見られました。布の家をそうっと覗くと、2〜5才の子ども5名が、椅子を台にして 、キーナメモリーという板のカードを利用して神経衰弱をして遊んでいました。5才児が年下の子どもに遊び方を優しく説明している様子が、とても微笑ましかったですよ!

 今日初めて来場した2才の男の子が人や場所に慣れず、不安そうに泣いていましたが、周りにいたみんなが優しく見守りつつ声をかけたり、その子どもの不安な気持ちを受け止めて対応していたことで、その子どもも段々落ち着いて遊びだしました。

 「んぐまーま」では、黒板を利用して「情報キャッチボール」という情報コーナーを設置していて、質問したい人が質問を書いて貼ると、それを見て答えやちょっとしたヒントを持つ人がそれを書いて貼っていくというやり取りが行われています。
今日、そこに、「マンションの階下の人に、子どもが騒がしいので静かにしてほしいと言われて困っています。」との質問が寄せられました。すると、すぐに3名のお母さんから、子どもが生まれた時に近隣に挨拶に行く、絨毯の下にダンボールを敷くなどの工夫をする、夫に出向いて事情を話してもらう、等の返答があり、その後直接相談コーナーのように、利用者同士がいっしょに考え合う場となりました。

 1才4ヶ月の子どものお母さんから、最近子どもが何でも「いやだ」と自己主張すると浜先生に相談があったところ、浜先生は、「小さい時にやりたい事をたくさん経験して、痛い事や危ない事を覚えていくんじゃないかしら。今年は小さい積み木を投げているけれど、来年になったらもっと大きい積み木を投げるようになるんだから、今が大事なのよ。」とお話なさっていました。子育ては深いものですね!


 左の写真。先週から部屋が拡張され、畳コーナーも配置換えしました。三方が腰掛けられるようになり、ちょっと休むのに便利です。ベビーベッ ドのそばも居心地のいい空間になっています。

 真ん中の写真。幼稚園が春休みで大きな子どもがたくさん来場しました。お姉さん方によって、カラ フルな布が素敵なドレスに変身。お姫様達はしゃなりしゃなりと歩いていました。

 右の写真。いつも仲良しの「あおくんときいろちゃん」!?このめがね・・・実は、薬箱の仕切り板です。身近な物を意外なおもちゃにできた時はは嬉しいですね。

 あと一回で3月も終わり。幼稚園に入園して「んぐまーま」に来なくなる子どももいるのでしょうか。。。


3月15日(木曜日)

 大学の入学試験で1週間お休みとなり、たくさんの親子が2週間ぶりの「んぐまーま」を楽しみに来てくれました。実は、14日にこの子育て支援センターでは、奥のドアが外され廊下の一部(4畳くらいのスペース)も部屋として使えるように拡張工事が行われ、それに伴って、授乳室の移動、たたみコーナーの向きを変える、ベビーベッド・本棚の移動、おむつ交換台の設置、ままごとコーナーや布の家の環境設定の変更等、様々な引越し作業が行われました。先生方もスタッフも、利用する親子の動線を考えつつ工夫したつもりですが、実際の使い心地がどうなのか、楽しみでもあり、ちょっと心配でもありました。


 左上の写真。拡張工事を行ったことで、右側のドアがあった部分から廊下のベビーカー置き場4畳ほどのスペースを部屋として使えるようになりました。その全体写真です。授乳室がその拡張スペースに移動しました。ままごと コーナーも模様替え。布の家とつながりました。さあ、これkらら子どもたちはどんな遊びを展開するのか、楽しみです。

 右上の写真。もとの授乳室があった所に、テーブルが移動してきました。食事テーブルが4台並び、壁がなくなったので明るくゆったりした感じとなりました。

 左下の写真。スペースの有効活用、衛生面での改善が期待して、おむつ交換台を1台設置しました。見た目が機械的でちょっと冷たい感じがすると心配しましたが、皆さん、デパートやスーパー等で使い慣れている様子で、怖がる子はいなかったようです。

 右下の写真。ここは、受付の裏。区切られた雰囲気のいす置き場が、子どもにとって は自分で空間を作れる楽しい場所になったようです。


3月1日(木曜日)

 昨年9月の「んぐまーま」の1才のお誕生日に、清水先生からダンボール箱のバスをプレゼントされたことを覚えていらっしゃいますか?以降、中身のおもちゃに勝るくらい、ダンボールのバスは「んぐまーま」で大人気となり、スタッフは2台目を作らなきゃ!と秘かに準備をしておりました。そして、いよいよ今日、新しいバス(今度はオレンジ色)が「んぐまーま」に初お目見えしたところ、2台のバスは大人気となり、終了までに0〜4才の子どもた総勢30人くらいが入れ替わり乗っていました。
 左の写真が、その大人気の2台。バスに入っている2人の子どもは、ともに積み込んだ荷物の配置を整えているところのようです。

 真ん中の写真。明後日は桃の節句、ひな祭りということで、今日の午後の造形あそびコーナーでは、小さい子どもは親子一緒に、ひとりでできる子どもはひとりで、折り紙でおひな様を作り、それぞれおウチに持ち帰りました。春はもうそこまで来ているのでしょうね。

 右の写真。この男の子は、汽車セットの陸橋を横に寝かせて4つ並べています。くさびのような形を交互に並べたことで、そこに図形的なおもしろさが表れています。しばらく眺めていたこの子も、そんなところに興味を持っているのでしょうか。


 さて、インフルエンザが各地で猛威を振るっているようです。「んぐまーま」の常連の子どもからも、インフルエンザが発症したという連絡がありました。今日は、お母さん方が子ども達の健康を気遣い、バスや地下鉄が学生で混まないうちに帰って、ゆっくりお昼寝をさせましょうと、昼食後に帰宅する親子が目立ちました。そうですね!大事なことは、外から帰ったらうがい・手洗い、十分な睡眠と栄養。そして、人ごみの中になるべく行かないこと。元気に春を迎えられるよう、お互いに健康に留意しましょう!

 3月8日は入学試験のため、「んぐまーま」はお休み。次回は15日です。


2月22日(木曜日)

 今日も52組の親子、合計119名が「んぐまーま」に集まりました。丁度、取材に訪れていたNHK札幌放送局のディレクターさんが、あまりの人の多さにびっくりしたようで、乳幼児を抱えた親子がつどう広場は本当に求められているのですね!と話していました。

 人口密度が高いためか、あちらこちらでおもちゃの取り合いがありましたが、周りの大人は、直ぐに止めることなく、それぞれの子どもの気持ちを受け止めつつ上手に見守っていました。丁度その時に、その子どものお母さんが傍にいない場合には、スタッフが「あっちで○○ちゃんが大変ですよ〜!」とお知らせするようにしました。物の取り合いを含め、子ども同士が関わり合って育つことは、それぞれの成長にとても大切なこと!周りの大人は、みんなで上手に見守っていきましょうね。



 左の写真。はじめは普通の積み木のように上方向に積んでいましたが、忍者積み木の特長を活かし、横に組んで伸ばしているところです。向かいで見ている子が興味津々!じっと見入っていました。新しく来た子どもも、こうやって遊びをおぼえていくんですね。

 真ん中の写真。赤ちゃんを連れて、お母さん達がたくさん小上がりに集まっていました。和やかな中にも、うれしい活気を感じました!

 右の写真。組み紐で汽車ごっこ。おもちゃの線路の上を歩いて何周もしていました。窓から差す陽差 しが、徐々に春らしくなってきましたね。

2月15日(木曜日)

 前日の吹雪がうそのように晴れ、12時までに37組の親子が来場しました(最終的には45組)。今日はじめて来場した3組の親子は、切迫早産で入院した際に、丁度入院中だった「んぐまーま」の常連のお母さんに紹介されて来場したということでした。いろいろな場面で、情報が渡っているのですね〜。

 今日から保育科1年生のボランティアさんが数名入りました。利用者の皆さんは、は2年生の実習生の受け入れに慣れているためか、学生に気軽に声をかけ、昼食時には家での様子を話す等、協力的に対応してくださって、とてもうれしく思いました。

 子どもが成長するにつれ、親から離れて入口付近等で遊ぶ子どもが目立ち、ドアも自分で開けられる子どもが増えてきました。今日はドアを開けようとして、手を挿んだ子どもがいたようです。親から離れて遊べるようになったことは喜ばしいことですが、どこにいても子どもが離れた場合は、危ない時に直ぐに助けに行けるよう、子どもの動きを視界に入れておくとよいです。また、自分の子どもでなくても、傍にいる大人がお互いに気をつけ合えると安心ですね。スタッフも十分注意しますので、皆で見守っていきましょう。



 左の写真。「私たちの家よ、何かご用?」そんな声が聞こえそうな雰囲気です。戸も自分で しっかり閉めてました。中で子どもだけの世界を作っているのでしょう。

 真ん中の写真。小さな子の目の前で、大人が大きな子と遊ぶ様子を見せてあげる。うまい遊び方ですね。今日は、このパクパク人形がいろいろなところで遊ばれているのを目にしました。

 右の写真。はじめに清水先生がワニを横にしてコの字の空間を作って声を掛けたところ、いろいろな子どもたちが食器や食材を持ってきて仲良く遊んでいました。カウンターのような感じで、近くの子どもにできた料理を勧めたりしてましたよ。ワニのクッション、今度はどんな遊び方で子どもたちに利用されるのでしょう。楽しみです!

学生の今年度の授業が終わり、学生食堂も春休みはお休みになりますので、各自昼食はご持参くださいね。


2月8日(木曜日)

 暖冬で雪が少ないとはいえ、乳幼児を抱えてのお出かけは本当にたいへん!まして、公園は雪捨て場と化してしまい、地域の中に親子が気軽に出向く場がないですよね。今日も、お母さん方の話題の中で、冬場はどうしても家にこもりがちになるので、子どもはエネルギーを発散できず、親子でストレスを抱えてしまい、子どもに優しいことばをかけてやれなくなってしまう。。。というお話がありました。

 本当にそうですよね〜!そんな時は、「んぐまーま」や地域の児童会館等の子育てひろばやサロンに出かるのも気分転換になりますし、親子共あったかく身支度をして、家の前で雪に触れ、雪玉をつくったり、バケツに入れて型を抜いたり、転がして大きくしてみたり、雪の上にどっかり座って遊べるのも、冬ならではの醍醐味です。大人が雪かきをしている横で、子どもにも小さなスコップやシャベルを持たせてあげると、多分自分もお手伝いをしているような気分になることでしょう。

 また、公園の雪山を利用&改造して?ソリ遊びができる坂をつくってしまうのもお勧めです。近所のお友だちの親子に声をかけて、一緒に作ると楽しいし作業も早い!あと、1ヶ月限定の遊び、よかったら試してみてくださいね!

 今日、初めて参加して昼食を持ってこなかった親子に、周りにいたお母さん2人が「子どもを見ているよ!」と言ってくれ、初参加のお母さんが近くのお店までお弁当を買いに行き、終了時間までゆったり過ごすことができたのだそうです。何だかうれしい話です。お互い様!と当たり前に気遣いし合えるってすばらしいことですね。


 左の写真。バスに座った子どもは、カプラの箱も一緒に積み込んで、箱の取っ手の具合がいいのか満足の様子でした。そこへ「何かいい物はいっているの?」と別な子どもがのぞき込んでいると ころです。バスの中という限定されたところにあるだけで、箱も特別な物になるんですね。

 真ん中の写真。「んぐまーま」の情報コーナーでは、少しずつではありますが、いろいろな資料がファイルになってだいぶ集まってきました。子どもを遊ばせながら、お母さんやお父さんにゆっくり見てもらえるとうれしいです。

 右の写真。様子を見ていると、1段につきお母さん1枚、子ども1枚と協力しながらここまで積みました。この後2段くらい行ったところで、男の子の手の長さがいっぱいいっぱいで、うっかり崩して しましましたが、崩れたところで誰からともなく拍手が起こり、男の子のがっかりした顔もすぐに晴れました。ほのぼのとした素敵な光景でした!

 今日の午前中は、前の週にご案内したように、大谷短大で小児保健を担当している加藤静恵医師による『子育て相談』があり、赤ちゃんの便秘について相談なさったお母さんがいました。その際、赤ちゃんの正しい抱き方等についても教えていただいたそうで、午後から他のお母さん達に伝授してくれていました。毎月第2木曜日10:30〜12:00で、事前予約となっています。詳しくは、スタッフまでお問合せください。

 さて、ご案内していた『作品展』が無事終了し、「んぐまーま」の利用親子も含め、1800人ほどのみなさんに来ていただきました。会場では、たくさんの子どもたちに遊んでもらうことができて、学生も大満足だったようです。

2月1日(木曜日)

 真冬の大雨の次の日で、皆外に出るのを楽しみにしていたのか、今日は50組の親子が来場!大人は51名、子どもは63名、合計114名にもなりましたが、決して広くはない「んぐまーま」の会場、それぞれくっつき合い、譲り合い、皆さん工夫して過ごしているな〜といつも感心しています。保健センターで紹介され、HPを見てから来場したという新規利用の親子も、人の多さにびっくりしていました。

 先週に引き続き、中庭の雪遊びコーナーが今日も使用できるとあって、身支度を整えてきた6組の親子が、溶けて凍って滑りやすくなった滑り台や雪の上で、お昼までたっぷり遊んでいました。お母さんの大サービスで4人乗りのソリがグランドを一周。子どもたちは大喜び!先週作った雪だるまも見守っています。(写真左)

 2日後の節分にちなみ、造形遊びコーナーで鬼の面作りを行い、参加したい親子が自由に参加しました。スタッフが用意した、のっぺらぼうの鬼の顔の部分について親子で相談しつつし描いていました。お母さんができた鬼の面をかぶると、泣き出してしまう子どももいました。豆まきはおうちでのお楽しみ!としましたが、各家庭ではどんな節分を過ごしたのでしょうか。(写真中央)


 右の写真。何人かの子どもが同じ事をしていました。ベビーキャリーのようですね。大事そうに人形をままごとコーナーに連れて行って、料理を作り食べさせていました。

1月25日(木曜日)

 今日は生憎のお天気でしたが、火曜日に引き続いて、中庭で雪遊びができるとあって、10:30には6組の親子が雪遊びに参加しました。2日間の間に20センチも雪が積もっていたので、集まった親子は大小のカツプやお菓子ケースを浸かって型ぬきをしたり、ふわふわの雪の上をそり滑りを楽しんだり・・・お昼近くなってから「今日も楽しかった〜!」と頬を真っ赤にして広場に戻って来ました。(写真左)


 真ん中の写真。小さな子ども達がドラムセットに集まっていました。マットレスは低反発が流行りのようですが、 太鼓は高反発な感じがいいんですね。

 右の写真。カラフルな冬着がハンガーポールを飾るようになりました。今日の「んぐまーま」の終盤は、午前中に雪遊び等で体を動かした子ども達がワニの上にゆったり座って一休みしてるようです。

 年が明け、春が近くなったこともあり、4月からの職場復帰の準備を始めたお母さんも複数いて、子育て中の女性の仕事、保育園等についての話題も多く聞かれるようになってきました。新しい生活に入るお母さんにも、子ども達にも素敵な春が待っていますように!

 
1月23日(火曜日) 
子育て支援センター冬祭りに合わせて「んぐまーま」臨時開催

 冬祭りの雪遊びと演奏会の様子です!


上左) かまくらの中には子どもが10人入ってます。「ツルツルしてきれいだね〜!」と外観をほめてくれた子どももいて、制作者一同喜んでいました。初めは怖がって中に入らなかっ た子どもも、中に入ると落ち着いていました。かまくらは風だけでなく外の音もさえぎられるので、テント等とはまた違った不思議な感じがするものですね。

上中) 学生も大人もグランドに出て、雪だるま作りを一緒に楽しみました。簡単に大きなものが作れる雪は、北国ならではの素材!冬の遊びに大いに生かしたいものですね。

上右) 凧揚げにも挑戦!凧は風が来れば自然とあがってくれるもの。うまくあがって、子どももおとなも大喜びです。

下左) ソリ滑りコースにはいろいろなソリを用意しました。子どもたちは何度も何度も滑っていました。写真の奥の方に写っているのは、ゾウさんの滑り台。小さい子どもでもお尻で上手に滑れます。

下右) 保育科2年生による、歌と楽器の演奏会。約1時間でしたが、子どもたちは真剣に見入っていました。歓声や拍手そして一緒に歌ったりと、元気な子どもたちの反応に、学生は大変感激していました!

 外で思い切り遊ぶ楽しさは“遊びの基本”みたいなものですが、もしかしたら、他の季節よりも冬の方が手軽にものを作ったり、体を動かしたりできるのではと思える1日でした。参加してくださった保育園児や親子のみなさん、学生の皆さん、お疲れ様でした!


1月18日(木曜日) 

 今日は12時までに40組の親子が来場。先週に引き続き、冬休みで兄弟での参加が14組と多く、双子4組、三つ子1組でした。今日は「乳児保育」の授業に 「んぐまーま」利用の親子が特別参加しました。

 「んぐまーま」が始まった頃、まだハイハイの赤ちゃんだった子どもたちも、そろそろオムツが外れてトイレで用を足せるようになってきました。スリッパを履いてトイレに行くと直ぐに脱げてしまうので、お母さんたちの声によりトイレにマットを敷いて、子どもたちがそのまま立てるようにしました。これで少しは、ズボンの着脱がしやすくなったかしら。。。


 左の写真。新居の改修工事?から2ヶ月半経った布の家。中がちょっと薄暗いためか、最初はちょっと中に入ることを怖がっていた子どもたちも、最近では扉を閉めたままでも不安なく遊べるようになってきたようです。今日も中にたくさん子どもがいました。写真はワニも一緒に入っていくところです。

 真ん中の写真。お馴染みの戸田先生と子どもたちの様子。子どもが1人で楽しそうに遊んでいる時よりも大人と楽しそうにしている時の方が、他の子どもがたくさん集まって来る気がします。大人が関わることで、子どもの間接的なコミュニケーションの手助けができるのかもしれませんね。

 右の写真。今日もまだ冬休みの大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんが何人も来てくれました。最後の片づけも、ほら!この通り。大きな遊具もすいすいとやってくれました。どうもありがとう!

1月11日(木曜日) 

 2007年初めての「んぐまーま」。利用親子は36組、大人37名+子どもは何と59名いて合計96名。幼稚園や学校が冬休みなため兄弟での参加が17組、小学生も2名いました。双子の兄弟も4組集まりました。
 
 今日は2才の双子の兄弟の下に生まれた2ヶ月の赤ちゃんと計3人を連れて来たお母さんもいました。お母さんは、「双子のお兄ちゃん達は妹の存在にやきもちは焼かず、仲間ができたと思っているようです。」と話し、超特大のそりに双子と荷物を乗せ、赤ちゃんを前抱っこで来場したそうで、みんなでそのたくましさに感心してしまいました。

 その赤ちゃんの他にも2ヶ月の赤ちゃんがもう1人来場して、みんなで小さい赤ちゃんを抱かせてもらったり触らせてもらったりしました。何て小さくて柔らかいのでしょうね〜!
 
 お正月は実家に帰ってゆっくり過ごしていた親子、風邪等でいつもと変わらない日常だったという親子等々、それぞれ様子を話し合っていました。


 左の写真。どなたか、大人が教えてあげたのでしょうか?釣り竿を上手に使ってひも通しを真剣にやっていました。この釣竿は専攻科の学生が清水先生の授業で作ったものですが、竿を作った学生が見たら感動することでしょうね!
 
 真ん中の写真。冬休みということで来場していた小学生や幼稚園の大きな子どもたちが、カプラやカードゲームで普段見られないような遊びをしていると、小さな子どもたちも自分なりに関わっていました。写真は大きな子どもが作った雪だるま(奥)をまねして作っているところです(手前)。
 
 右の写真。受付前の作業台として使っているこの棚も、子どもにとっては立派なお家なんですね。男の子3人でとても狭そうな感じですが、その分よけい楽しそうに見えます。
 
 今年度の『作品展』の学生の大型遊具がほぼ完成しました。今まで以上に小さい子どもを意識した作品が増えてきました。「んぐまーま」の影響が大きいのでしょうか。『作品展』は2/8〜2/12、今年の会場は札幌市資料館です。近くなったら、改めてご案内しますね。

12月21日(木曜日) 

 今日は今年最後の「んぐまーま」。利用親子は36組。幼稚園が冬休みになったこともあり、兄弟での参加が11組ありました。


 左の写真。ボランティアサークル「シグマソサエティ」の1年生がハンドベルで♪星に願いを、♪キラキラ星をプレゼントしてくれました。メンバーの休みで急きょ助っ人も交えながらでし たが、子どもに笑顔を見せながら演奏できるように頑張ったそうです。大人も子どもも興味深そうに聴き入っていました。

 真ん中の写真。浜先生が、学生が実習で取り組んだ“くす玉”の部品を組み立てているところです。子どもも興味を持って傍にやってきました。大人が作業をしているところを見せるのは、子どもにとってもいいことのようですね。

 右の写真。お母さんに優しく守られながら、他の子どもに興味を持って体を動かしています。0〜3才の小さい子どもたちが安心して他所の子どもと関わりを持てる場所になるように、大学職員&スタッフ一同、来年も頑張りたいと思います!みなさんも楽しいお正月をお過ごしください。

12月14日(木曜日) 

 年末を迎え、「んぐまーま」を利用しているお母さん方の中にも、現在育児休暇中であるけど、来春から復職します!とか、思い切って春から仕事をすることにしました!という声が聞こえてくるようになりました。それぞれの親子に素敵な春が訪れますように。

 常連のお母さん方が、昨年の我が子の思い出話をしたり、スタッフに写メールを見せてくれたりしながら、「最近の「んぐまーま」は新しい親子が増えてきましたね。広場はこうして順繰りに地域の親子を育てているんですね。」と話していました。本当に、本当にそうですよね。


 左の写真。この冷蔵庫はダンボール製で、以前貼ってあった紙が破れてきたので、最近牛乳パックのキッチン製作と合わせて、思い切って布貼りにしました。いつも子どもたちに愛用されていて、とてもうれしいです。野菜を入れたりケーキを入れたり、入れるものは様々。この男の子は調理したものがはいった鍋です。入れると素早く扉を閉めます。扉のストッパーが効かなくなってしまい、半開きなのをとても気にしていました。家の冷蔵庫も半開きだったら大変ですものね。ちゃんとしまる方法を工夫したいと思います。

 真ん中の写真。今日の造形あそびコーナーでの折り紙は長靴。早速、完成した長靴を自宅のツリーに飾りたいと話していました。早いもので、今年もそろそろお菓子の入った長靴が店先に並ぶ季節ですものね。

 右の写真。大人達の会話に落ち着いて参加している?0才児。バスの使い方は、走るばかりじゃなくてもいいんですね。


 路面がツルツルの季節になりました。子どもを抱っこしたり、手を引いたりして外出するのはとても大変な季節ですが、靴や歩き方、子どもの抱っこ、おんぶの仕方、荷物の持ち方に工夫をして、転ばないように気をつけてくださいね。

 寒い時期にも外に出ると、小さい子どもたちも毎日少しでも外気に触れると呼吸器も強くなりますし、家の中ばかりより子どもの気持ちも体も発散できるようです。(多分、大人も!)

 冬の帽子は外では直ぐに被せ、室内に入ったら脱がすを小まめにすると、子どもが頭に汗をかかないようです。また、まだ靴を履く前の小さい赤ちゃんの足は、靴下だけで外に出るのは寒いと思われます。靴下の重ね履きや上から何かカバーで覆う工夫をすると万全ですね。


12月7日(木曜日) 

 曇り後雪の生憎の天気の中、33組の親子が来場しました。
今日から布の家の中に手作りキッチンとガスレンジが入りました。早速、2才児4名が料理を作ったり、座ってお人形の服を着替えさせたりしていました。お母さんがドアから覗き込むと、「あっちに行って」 と言い、子ども同士で遊んでいました。ちょっと淋しいと思ってしまいますが、これも成長の証ですよね!

 今日は、ついこの間まで畳コーナーにいた8〜10ヶ月の赤ちゃん4名が、 フロアーの中央に座り、フェルトの魚やチェーンリングを触ったり、お母さんがひっぱるおもちゃで誘われてはいはいをしたりしていました。赤ちゃんの成長は本当にあっという間ですね。

 2才児のお母さんが、小1のお姉ちゃんを 学校に迎えに行った際に、みぞれだったのでお姉ちゃんの友だちを車に乗せると、その子のおにいちゃんが心配して車の窓を叩いたので、事情を話して一緒に乗せて送ったそうです。お母さんは「こんな時代だから、送ったのはお節介だったのでしょうか?」と心配されていました。浜先生が、「お節介をいっぱいして、その輪を地域に広げていったら」と話していましたよ。

 2才半の男の子を持つお母さんが、お正月に夫の実家に帰省する前に、トイレットトレーニングと箸使いについて相談がありました。トイレのトレーニングは、いずれ誰もができることなので、思い切ってパンツにして試してみる!例えば3〜4日午前中だけ試すなどして様子をみてはどうでしょう?
箸使いは本人の興味を見ながらで急ぐ必要はなく、時間をかけて丁寧に!生活の中で、じっくり時間をかけて取り組んだ方が良いこととと、タイミングを見て挑戦してみた方がいいことがあるようです。そう整理していくと、見えてくることってたくさんあるのかもしれません。


 左の写真、見てください!布の家に、新しい看板がつきました。スタッフの熊沢の手作り、文字は刺繍の力作です。それから季節の飾りもつけました。この子はサンタさんに挨拶してるのでしょうか?

 真ん中の写真には、.親から離れて食い入るように絵本に集中する子どもたち。絵本がどんどん好きになって、家でもまた読んでもらえるといいですね。

 右の写真。さて、ビリボを使って何度も顔を隠して穴から覗いたり、顔を出したりして楽しんでいるこの子は誰でしょう?いないいないばあ!
正解は・・・・下の写真!少し重さもある遊具ですが、手の力も付いてきたんですね。


11月30日(木曜日) 

 今日も利用親子は48組、大人48名と子ども55名で合計103名になりました。内訳は0才9名、1才21名、2才23名、3才1名、4才1名。常連の親子数組が、それぞれに新しい親子を誘って来てくれていました。

 2才の子どもたちは来る度に言葉を獲得していて、参加費と会員証をスタッフに「どうじょ」と言って渡してくれ、お母さんにほめられてうれしそうにしていました。

 大型ドームハウスと布の家を入れ替えて1ヶ月が経ちました。ままごとコーナー付近のスペースが広くなったことで、以前より多くの親子が集まるようになり、お母さんたちにとっては子どもの様子を見ながら他のお母さんとゆっくり話ができる場になっているようです。

ままごとコーナーでは、2才前後でよく動ける子どもたちと、1才前のつかまり立ちの子どもそれぞれが遊びやすくなるように、布の家の中に、キッチンセットを入れて様子を見ることにしました。どんなふうに活用されるのか、スタッフも楽しみです。


 左の写真をご覧ください!この時、ままごとで夢中で遊んでいたのは、全員男の子でした。ままごとはしっかり立って作業できるようになった子どもが、自由に両手を使って遊べぶことができる丁度よい遊びのようです。男女は全く関係なく、子どもは誰もが大好きな基本の遊びです。

 真ん中の写真。プラスチックの遊具(ビリボ)を伏せて、太鼓のように叩いて遊んでいました。何人かで囲める大きさがいいですね。

 右の写真では、4才のお姉ちゃんが上手にお箸を使って食事ごっこをしていました。隣で1才児もよく見てまね しています。1才児が持っているのはドクターバックのピンセットです。そばにいるお母さんが持たせてあげたのでしょうか?

 2週間の保育園実習から戻った1年生がドア越しに覗き、「みんな、以前よりも大きくなってる! 」と言って感激していました。

11月16日(木曜日) 

 今日の利用親子は46組、大人47名、子ども54名で、合計101名となりました。4才の女の子のお母さんは、風邪気味で1週ひろばを休ませたところ、「この頃大谷に行っていない」と催促されたんですよ!と話していました。

 今日の帰り際、子どもが絵本を誤って破いてしまったのですが、その際、スタッフが後で修繕しようと片付けたところ、浜先生から子どもたちの目の前でセロテープの仮止めでもいいから、大人が大事に直しているところを見せてあげたら、とアドバイスをいただき、急遽スタッフが絵本を修繕しました。周りのお母さんも子どもたちに、「直ってよかったね」「綺麗になったね」と声をかけてくれ、これからもみんなで物を大切にする気持ちを育てて生きたいと実感する機会となりました。


 布の家はだいぶ子どもたちに馴染んできたようで、中で落ち着いて長く遊んでいる子も増えてきました。左の写真は、何と子どもたちが協力して中にベンチを持ち込んでいるところ。天井が高いのでベンチに大人が座っても大丈夫です。

 真ん中の写真は、学生が小さい赤ちゃんを抱っこしてあやす練習をさせてもらっているところです。傍で女の子が、くつした人形で遊んでくれました。赤ちゃんも興味津々です。

 右の写真。小上がりになっている赤ちゃんコーナーで、お母さん方が赤ちゃんを囲んでいました。そこでも、今度は別な子どもがペットボ トルのがらがらを振ってあげていました。また、別なところでは、実習に入っている学生が、「抱っこをしながら他の子とも関わる練習」 とさせていただいてました。来場者の方の協力が本当にありがたいです!これからもお世話になります。


11月9日(木曜日) 

 小雨がぱらつく中、子どもたちはカッパ、手袋、毛糸の帽子と暖かそうな格好をして元気に来場しました。最近は夏頃からひろばを利用している親子が全体の3分の1程度を占めるようになってきました。新しく参加した親子にも素敵な仲間ができますように!

 赤ちゃんを連れてきたお母さん、ご自分が妊娠中期まで仕事をしていて、急に専業主婦になった時に社会から取り残されたような気持ちになったと話していました。うん、わかるわかる、その気持ち。。。そう感じる人はたくさんいるでしょうね。

 今日、スタッフの茨木が手作りでウォールポケットを用意し、わらべうたの歌詞カードや手作りおもちゃの説明書を入れたところ、数組の親子に利用されていました。ほぼ定期的に内容を更新するようにしますので、時々覗いてみてくださいね!


 左の写真、女の子が型落としで遊んでいるそばに男の子がプラステンを持ってきました。学生がちょっと声をかけたら、プラステンを型落としに入れて楽しんでいました。入る穴は限られているのですが、たくさんあるコマを使ってずっと遊んでいました。

 真ん中の写真は、大きな画用紙にみんなでなぐり描きをしている様子です。どの子どもも、とてものびのびと気持ちよさそうに書いていました。

 右の写真。今日は昼から天気が崩れてきて早めに帰る親子が多かったです。カッパを着て、仲良くさようなら〜!

11月2日(木曜日) 

 今日は47組の親子、大人は48名、子どもは55名、合計すると103名の利用がありました。今日初めて利用した親子は7組、うれしいことにお友だちの紹介が多く、チラシやベビーニュースを見て利用した親子もいました。9ヶ月の赤ちゃんのお母さんは、今まで他の親子と交流したことはなかったけど、今日初めて参加してみて、こんなに小さくてもそろそろお友だちも必要なんですね!と話していました。

 「んぐまーま」にはビー玉のおもちゃが3種類ありますが、ビー玉が数個紛失しており、乳幼児の安全を考慮して、ビー玉のおもちゃは受付で管理し様子を見ることにしました。利用したい場合は、受付に声をかけてくださいね。


 左の写真にある青地のギンガムチェックのキッチンは、かざぐるまのスタッフと専攻科の学生が一緒に作った合作です!最終仕上げは、かざぐるまの宮川が担当しました。材料は何と牛乳パックの2重重ね、中には新聞紙も入っています。蛇口はホームセンターで見つけてきた本物を使用しています。とても丈夫で結構重たいです。おウチでも作ってみたい方は、私たちも参考にさせていただいたこちらのHPをご覧ください>>>ままごとキッチン 
ご覧の通り、1才前後の子どもたちにも丁度遊びやすい高さです。

 真ん中の写真は、木製のドームハウスと入れ替えた布製の家。東区のおもちゃライブラリーの方々の作品で、昨年閉会する時に譲っていただきました。中が少し暗いので躊躇する子もいたようですが、 大人が入っても余裕の広さで、これからいろいろな遊びが出来るでしょうね。

 右の写真。たまたまでしょうが、プラスチックのゆらゆら遊具(ビリボ)が三つ集まっていたところに座って、手で揺らしたりして遊んでいました。まるで、“おやゆび姫”のようですね! 2時半の日差しが明るく差し込んでいるため、対比で部屋の奥が暗く写っています 。


10月26日(木曜日) 

 10月最後の「んぐまーま」、利用親子は40組、最近兄弟姉妹の子どもが増えてきたので、子どもは49名、大人は41名で、合計90名となりました。毎回新規利用の親子が1〜2割いますが、今日の新規親子7組は、みなさんお友達の紹介ということでした。みなさんの口コミで利用のネットワークが広がっていく、というのは、とてもうれしいことです!

 去年から「んぐまーま」を利用してくれている常連のお母さんたちは、子どもたちの冬物衣料情報を、今日は赤ちゃんをもつお母さんたちにいろいろ伝えてくれていました。こんな形だと子どもが動きやすい、こんな素材だと温かいけど軽い・・・きっと有用な生の情報がたくさんやり取りされたことでしょう。みなさんの疑問、質問、ちっちゃなことでもかまいません!お母さんたちの情報やスタッフ、大学の情報を持ち寄って、みんなで解決していけたらうれしいです。まずは、掲示板にある、質問用紙に、何なりとお書きくださいね。


 さて、左の写真は、ままごとコーナーの丸テーブルの様子。何やら水色の布をテーブルクロスに見立てて、美味しそうなご馳走が並んでいますね。先週も同じように遊んでいましたが、ままごと遊びでは男の子も女の子も想像がどんどんふくらんでいくようですね。真ん中の写真でも、ていねいに作り並べられているたくさんのご馳走。。。お茶のサービスもあり至れり尽くせりです。

 右の写真は、午後の造形あそびコーナーでの小麦粉粘土の様子。今日はいつもよりも特にいっぺんにたくさん集まっていたような気がします。ピンク色で作ったので、美味しそうに見えたのでしょうか?


10月19日(木曜日) 

 最近は午前中に20数組、その後午後からも10数組来場して、1日通すと40組を超えるパターンが多いです。みなさん、それぞれに自分の家庭の生活パターンに「んぐまーま」をうまく組み込んで利用しているということでしょうか。

 今日は午前中は、白老町の皆さんが何と総勢12名で見学に見えました。町の子ども課の行政の方とNPO法人お助けネットの皆さんで、来年度のつどいの広場事業のための視察ということか、みなさんとても熱心にいろいろ質問していかれました。「んぐまーま」に集まる親子がみんなのんびりと温かい雰囲気で過ごし、大人が上手に子どもの相手をしていることに驚いていらっしゃいました。うれしいことですね。


 左側のの写真。いつもはたくさんの子どもたちがまたがったり、大人に引っ張ってもらったりして、文字通り引っ張りだこの「ワニのクッション」。今日はガタガタのところに一つずつおもちゃが並べられていました。こんな使い方もあるのですね!心なしか、ワニも今日はのんびりできてうれしそうに見えました!?

 真ん中の写真。.丸テーブルの上では、ていねいに作って並べられているたくさんのご馳走。お茶のサービスもあり至れり尽くせりです。お茶を入れる手つきがとても様になっていますが、きっとおウチの大人たちがお茶を入れる際の真似なのでしょうね。ままごとの食材には、フェルトを巻いたものや切ったものが用意されていますが、「フェルトもままごとに使えるのですね!」と驚いていたお母さんもいたようです。身の回りを見回したら、他にもいろいろ使えるものがまだまだあるかもしれませんね!

 右の写真。冬の衣類について4人のお母さんたちが話をしていました。小さいうちはつなぎだと、転げ回っても雪が入 らなくていいのよ〜。でも、2才になって活発に動くようになったら、上下別々の方が動きやすい見たいよ〜。。。大人が真剣な話をしていると、子どもも間に入りたくなるんですね。 今日、江別から見学に来ていた中学生2人は楽しそうに子どもたちとやり取りしていました。未来の保育士さん目指して、これからもがんばってほしいです!

10月12日(木曜日) 

 今日は手稲区からJRと地下鉄を乗り継いで、3組の親子が来てくれました。1時間くらいかかったけど、仲間と一緒のちっちゃな旅はとても楽しかったということです。年子を持っていつも忙しいというお母さんが、三つ子のお母さんの様子を見て、「私よりも忙しい子育てしていて尊敬するわ!」とお話していました。1人でも大変なのに、双子、三つ子のいる家庭では、本当に忙しいでしょうね。でも、その分、子どもたちが育ち合う楽しさも倍増でしょうか?

 今日から、「んぐまーま」にも暖房が入りました。暑くなったり、寒かったり、これからは温度管理と空気の入れ替えにスタッフは配慮しますが、もし暑い寒い等、何かありましたら、どうぞ遠慮なくお知らせください。


 左の写真の女の子がじっと見入っているのは、オッティという顔の形をしたおもちゃです。耳や鼻などを引っぱって伸ばしたり 縮めたり出来ます。(木と布を組み合わせている点は材料的にもユニークです)子ども一人では少し力が必要なのですが、このように大人が一緒に遊んでくれるといいですね。

 真ん中の写真。前回、小上がりの角を小さな子どもの社交場として紹介しましたが、こちらの方が子どもの社交場としては、本家本元でしょうか?滑り台は遊具としてよく遊ばれていますが、このように子どもが安心してつかまり立ちできるしっかりした台という意味でも役立っています。

 右の写真。段ボールバスを引っぱるためにあるお母さんがひもを延長しました。それに乗せてもらっていた2人ですが、自分でも新しくひもを付け足すような仕草をしています。 本当に大人のやることをよく見ているんですね。「これをつけるといいんだね?」「そうそう、そこに付けて!」・・・何だかちびっこたちの声が聞こえてきそうな風景でした。


10月5日(木曜日) 

 今日は38組、最近の「んぐまーま」にしては、ゆったりした一日でしたが、双子が3組、三つ子1組を含む兄妹が7組、そして妊婦さんも2人参加がありました。

 明日の十五夜に向けて、スタッフがそれぞれ、ススキやほうずき、野菊等の秋の草花、そして豆腐を利用して作ったおダンゴを受付に用意したところ、何組ものお母さんが子どもを抱き上げて見せていました。その他、絵本(「お月さまこんばんは」「14匹のおつきみ」)、わらべうた(♪十五夜お月さん)、造形コーナーでは小麦粉粘土、帰りには希望者にススキと野菊のお土産と、今日は一日中十五夜にまつわる日としましたが、おうちではどんな十五夜さんを過ごしたのでしょうか。。

 先日起きた、札幌市中央区での虐待事件について、新聞記事をまとめて情報コーナーに貼りました。見ていたお母さん達からはいろいろな感想が聞かれました。本当にとても悲しくあってはならない事件でしたが、みなさんの周りに心配なケースはありませんか?虐待には、身体的な虐待ばかりでなく、性的虐待、ネグレクト(保護者が子どもを放置したり食事を十分に与えなかったりして世話を著しく怠ること)、心理的虐待(言動で著しく心理的外相を与えること)があります。子どもを巻き込む悲しい事件の再発を防ぐよう、みんなで注意していくような体制を整えていきたいものです。


 左の写真。「ビリボ」で遊ぶ親子です。お尻を入れた時に伸ばした手足が床に届 くと、自分でもうまく揺らしたり回ったりできるようですが、小さな子はお母さんに支えてもらって楽しく遊んでしました。他でも、ヘルメットのようにかぶったり、大きなお鍋としても使っている子どももいました。
 真ん中の写真。たたみコーナーの小上がりの角は、寝転がった子ども、座っている子ども、立っている子どもが一緒に集まりやすい場所のようです。まるで、小さな子どもたちの社交場のよう!?
 右の写真。何枚もある布に一生懸命アイロンをかけています。左に膝が写っているお母さんはそれを順に折りたたんでいます。アイロンが膝にぶつかるとお母さんは「アチチチッ 」と言ってました。きっと、おうちでも同じように相手をしてもらっているのでしょうね。とても素敵な光景でした。


9月28日(木曜日) 

 今日は小雨がぱらつく不安定な天気にもかかわらず、54組、116名の親子が集まりました。以前は40組を越えると、なんとなく息苦しいような居心地の悪さを感じたものですが、最近は大人も子どもも空間を(おもちゃも?)上手に使うようになり、たくさんの親子が集まってもそれなりに工夫して過ごしているようです。

 「んぐまーま」では同じおもちゃをほしがる子どもの衝突が時々ありますが、本人よりもお母さんの方がハラハラしているような時もあります。でも、ほしい時はほしい!、あげたくない時はいや!とまず自分の気持ちを相手に伝えることがとても大事。そして、相手が困った顔をしたり、泣いちゃったりしてから自分で気がついていっていいのでは。。。相手の表情と、自分もほしかったけどあきらめた時のことがつながって学習し、少しだけ貸してあげようかな?と自分で思えるようになることが大事なのかもしれませんね。見守るって、簡単なようで難しいことですが、子どもが自分で考えて判断できるようになるために、一寸待ちながら対応していきましょうか。



 この色とりどりの布は、少し前にスタッフが裏地を縫って用意したものです。薄くて軽い布はいろいろな遊びの用途が あっておもしろいですね。男の子はお母さんに頭から布をかぶせてもらってはしゃいでいました。その後、手前の丸テーブルにテーブルクロスとして、ていねいに何枚も掛けてい ました。

 真ん中の写真。1才児が箱椅子の中におもちゃを並べて、反対側の子とやりとりをしていました。子ども達は、この箱椅子を使って、大人が考え付かないような遊びも考えてしまいます。

右の写真。陽が低くなってきて3時近くなると奥まで差し込んできます。写真手前のお父さんは、「んぐまーま」は今日限りで横浜に引っ越すことになったFちゃんのお父さんで、わざわざお別れに来てくれました。「んぐまーま」を通してつながったたくさんのお友達親子が、別れを惜しんでいました。子どもたちはキョトンとしていましたが。。。Fちゃん親子、横浜でもどうぞ元気で!

9月21日(木曜日) 

 今日も好天に恵まれ、11時までに23組、12時までに40組、最終的には49組、104名の親子が集まりました。最近、滑り台が0才後半のはいはいの赤ちゃん達にもよく利用されるようになりました。滑り台の傾斜を利用して、腹ばいで足が床を蹴ることができるのが心地いいようです。今日も食堂で昼食をとっている親子が4組いました。他のお母さん達も今度利用してみたいと言っていましたよ。

 今日から後期の「家族援助論」の授業で、保育科2年生の実習生が入りました。授業開始より早めに入室し、昼食中の双子ちゃんの介助をしてくれ、手作りコーナーではくす玉 の制作をしていました。すると、卒業生のお母さんも夏休みの宿題でくす玉を作ったと、懐かしそうに制作に参加していました。
 午後からのなぐり描きコーナーでは、2才児がスタッフといっしをょに準備をしてくれました。2才児は絵を描きながら、1才児が来ると、様子を見ながらクレヨンを渡していました。自分より小さい子には優しくお世話?しないと!と思っているのでしょうね。


 左の写真。1〜2才児は汽車コーナーで、新しいおもちゃの「木のおうちパズル」を トンネルに見立ていろんな場所に移動させて遊んでいました。大きな家に小さな家を重ねて積み木にするのもおもしろそうでした。あえてツルツルの仕上げでないので滑らずに乗せやすいです。
 真ん中の写真も新しいおもちゃ。やはりくり返しおもちゃは人気です。しばらく2人で遊んでいました。
 右の写真。子どもが一人で集中して遊んでいる姿は本当にすてきです。これはドームの遊具の中ですが、このような囲まれた空間はその助けになりますね。

9月14日(木曜日)
「んぐまーま1周年お祝いの会」

 昨年の9月15日に第1回目の「んぐまーま」が始まり、早いもので1周年を迎えました。週1回のみの開催ではありますが、毎回たくさんの地域の親子の利用があり、通算の親子登録数が408組となりました。最近は40組を越すにぎわいで、今日も46組、97名の親子が集いました。

 「1周年のつどい」は11:30のスポットタイムで「お誕生日ごっこ」、13:40からの造形あそびで「おもちゃづくり」、ぞれぞれちょっとだけ楽しい趣向を凝らし、その他の時間はあくまでいつもと同じノンプログラムの広場としました。

 まず、スポットタイム。司会の茨木さんのわらべうた「こまんかこまんか」で 「んぐまーま」1周年の会が始まりました。そこへ大西先生がケーキを持って登場!わ〜っと歓声が上がり、傍らに寄って指でなめる子ども、おもちゃの包丁を持って行き一生懸命ギコギコと切ろうとする子どももいました。包丁は誰が渡してくれたのでしょうね?(左の写真)
大西先生と学長先生にお祝いのメッセージをいただいた後、ケーキに立てた本物のろうそくに火を灯しふうっとみんなで消して、♪ハッピーバースディの歌を歌いました。

 その後、保育科の先生方からメッセージをいただいた後、利用者を代表して富樫さんと宮アさんから、1年前のお子さんの様子と今の成長を重ねて感慨深いお話があり、スタッフも一言ずつお話をした後に、今日応援に来てくれたかざぐるまのスタッフによる、布芝居「おおきなかぶ」。。。子ども達は、読み進むうちに読み手といっしょに 「うんとこしょ、ごっこいしょ」と大きな声を出していました。(右の写真)

 そして、最後に清水先生が、お誕生日プレゼントに新しいおもちゃを入れたバスを引いて登場!子ども達は中のおもちゃもさることながら、ダンボールで作ったバスに興味津々でした。午後からはそのバスに浜先生が乗り、子ども達がおおきなかぶのようにつながって、ひっぱっていましたよ!(2段目の写真)


 午後からは、夏祭りで好評だった「ペットボトルの噴水」を清水先生に教えていただき、大人みんなで手作りしました。子ども達はかざぐるまの応援スタッフと一緒に遊んだり、お母さんたちの様子を見に来たり。。。ビニールテー プの装飾がそれぞれの個性で、どれもとてもきれいでした。(左の写真)「今日はこんなことをしたのよ!」「へぇー、そうだったんだ」・・・そんな会話がきこえてきそうです。左の噴水は黄色い花の真ん中から水が出るという楽しいアイディア。

 そして完成後、子どもと一緒に廊下に用意した大きな水槽やタライの中で、実際に水を入れてみました。ペットボトルに開けた穴からツ〜っと水が弧を描いて落ち、「ウチに帰ったらお風呂で遊ぶのにちょうどいいわ!」とそれぞれ持参して帰りました。(真ん中の写真)

 噴水作りと一緒に教えていただいた「紙の花」。6センチ四方の新聞紙を10等分になるようにして折り、桜等の形に切って開き、花びらを中に向けて折っておいたものを水に浮かべると。。。皆さんもお試しあれ!とっても綺麗です。開く花を何度も楽しんでいた子どももいました。子ども達が自分ではさみを使うようになったら、又楽しいでしょうね。(右の写真)


9月7日(木曜日)

 今日は生憎の空模様でしたが、いつもと同じように次々と親子が来場し、天気に左右されず、「んぐまーま」を楽しみにしてもらっていることを実感しました。
先週10ヶ月の子どもが寝返りをしないことを心配していたお母さんが、この1週間の間、うつ伏せで遊んだ後上手に寝返りができたと、うれしそうに報告してくれました。うつ伏せ遊びを行う際に壁際に足を向けて蹴りやすいようにしてあげる等、少しずつ少しずつ次の動作を助けるような工夫をしてあげたらいいかもしれませんね。さらに、浜先生によると、親が困ったり悩んだりしていることを子どもに率直に話して聞かせると効果があるのよ、とおっしゃっていました。効果のほどは!?どうぞお試しください!

 「んぐまーま」にいつも実習に入る学生は、保育科の2年生が中心で、時々専攻科の学生が終了研究で入ります。この夏休み中は、夏祭りも控えていたこともあり、毎回1年生が数名、見学に入っていましたが、今日で夏休みもお終い。1年生も「んぐまーま」で赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、お母さん達に気軽に声をかけていただいたり・・・とてもいい経験になったことと思います。どうもありがとうございました。
 
 午後からは、札幌市子育て支援総合センターの職員の方と、東京の子育て広場「あい・ぽーと」の方が見学にいらっしゃいました。


 左の写真は、マジックテープでいろいろな形に組み立てられる布おもちゃです。が、遊ぶ様子を見ていると、楽しさははがす方にありました。左の男の子は何度もビリッ、ビリッとくっついたテープをはがして遊んでいました。

 真ん中の写真は、午後の造形あそびで人気の高い、小麦粉粘土遊び。今日は涼しげな水色に染めてもらいました。最初2才児3名がお母さんと一緒にこねる、のばす、ちぎるなどの感触を楽しんでいると、途中から1才児も加わって触ったり、握ったりしていました。粘土も人気でしたが、その材料の小麦粉の入ったタライも子どもにとっては魅力的のようでした。

 右の写真。今日の写真はどれも発想の転換シリーズになってしまいました。横の物を縦にする・・・あー、 こうやっても遊べるのね!この状態で上から玉を入れては、枠を持ち上げてその玉を出して又同じように入れる。これを何度も繰り返していました。(緑色の部分が元々底になる面です。) ちなみに、女の子は1才のお誕生日を迎えたばかりです。

8月31日(木曜日)

 今日は、好天に恵まれたためか、何と61組(大人61名+子ども75名=合計136名)の親子の利用がありました。そのうち、新規利用親子が13組でしたが、スタッフは受付の対応等に追われてしまい、新規の方に思うように声がかけられなかったことがとても残念でした。また、昼食のテーブルも満員で、急遽、常連の親子と新規の利用親子と学生、スタッフで中庭に移動して食事を取りました。今後、さらに「んぐまーま」に訪れてくれたみんなが安心して心地よく過ごせるように、スタッフとして心を砕いていきたいと思いました。

 近隣で今日はお休みの幼稚園があり、幼稚園児が5名も遊びに来てくれました。0〜3才の遊びに3〜4才の幼稚園児が加わると、ままごとも魚釣りもお店屋さんごっこ等の遊びに発展して、「魚はいりませんか?」「何の魚ですか?」「赤いのがサケで、青いのがサンマです。」「いくらですか?」「35円です。」「それじゃあ、サンマを2匹ください。」「ハイ、ありがとうございました。」等、ことばのキャッチボールも楽しめる遊びに広がっていました。


左の写真。いつもはなかなか出されない、珍しいおもちゃが出てました。「忍者積み木」。手足を伸ばした人の形をした、同じ積み木がたくさんあります。手足や頭の凹凸をはめ合わせられる所はブロック的な要素もあります。いろいろな形に組み合わせたり微妙なバランスを保ったり、お母さんと子どもでいろいろ試して遊んでいました。

 真ん中の写真では、子ども達がドラムで夢中になって合奏していました。よ〜く手に持っているものを見てみると、右側の小さな女の子の右手にはままごとのフォーク、左の男の子はダルマ落としの木槌。みんな、とても楽しそうです!

 右側の写真。今、専攻科の学生が行っているおもちゃの研究によると、子ども達の「球」の遊び方が興味深いということです。この男の子は、入れ子になってる箱のおもちゃの横に開いている丸い穴に球を通したりし て面白い遊びを工夫していました。

8月27日(日曜日) 
子育て支援センター夏祭りに合わせて「んぐまーま」臨時開催

 今日は保育科1年生が、地域の子ども達のために、夏祭りを企画しました。食堂では人形劇、食堂前には風船ハウス、ダンボール自動車、新聞紙片のお風呂、中庭には水遊びコーナー、紐引きくじコーナー、輪投げコーナー等、5階廊下で宝探し、「んぐまーま」で折り紙教室が用意されていました。この夏祭りには、何と98人の大人と90人の子ども達が参加してくれたようです。参加学生は50人。短大に入ってまだ4ヶ月の1年生も、みんなで話し合いながら、楽しい祭りになるようにと、短期間の間に一生懸命がんばって準備をしました。今後に向けて、とってもよい経験になったようです。参加なさった方々、いかがでしたか?

 また、「んぐまーま」でも57組の親子の参加があり、そのうち29組が今日初めて参加した親子でした。案外近くに住んでいたのになかなか来るきっかけがなかったけど、夏祭りが丁度いいきっかけになりました!とおっしゃる方がたくさんいました。今日は、本当にお祭りらしく、おじいちゃんもおばあちゃんもお父さんもお母さんも赤ちゃんもちびっこも幼稚園児も小学生も、たくさんの世代の方が「んぐまーま」に集合し、いつもとはまた違った家族的な雰囲気の楽しい一日となりました。


 左上の写真は「コロボックル」による人形劇です。.演目は『三匹の子豚』と『一寸法師』でした。小さな子も落ち着いて見ていてくれて、学生たちも感激していました。また、「狼をコトコト煮て食べちゃった」という結末は大人の方には新鮮だったようです。

 真ん中上の写真は、中庭の様子です。天気にも恵まれ、4種類用意した水を使った遊び(プール・水鉄砲まと当て・噴 水遊び・魚釣り)はどれも好評でした。
 右上の写真、難しいかなと思っていた輪投げも、2才ぐらいの子から真剣に取り組んでいまし た。外でやる開放感も良かったのでしょうか。

 左下の写真は、「んぐまーま」での折り紙教室。子ども達だけでなく、おじいちゃんの参加もありました。また、お母さんの質問に学生が素早く対応して、インターネットで調べて折り方を教えてくれるという一コマもありました。

 右下の写真は、今日の「んぐまーま」のお昼の風景です。たくさんの人が一緒にのんびりゆったりと過ごしました。

8月24日(木曜日)

 今日は晴れていたのに、「んぐまーま」が始まる頃にわか雨が降り出し、合羽をきて来場する子どももいました。 今日も40組の親子が参加。久しぶりに来場した親子もいましたが、子どもが楽しそうに遊ぶ様子を見ていると、親子共にストレス解消になったとお話していました。

 「んぐまーま」が始まってから第2子が誕生した兄弟連れが、少しずつ増えてきました。今日も2ヶ月の赤ちゃんと2才のお兄ちゃんをを連れて久しぶりに来場したお母さんに、みんなで書いた「おめでとうカード」を渡し、新しい命の誕生を祝いました。また、夏休み中に弟妹と一緒に参加し、周りの子ども達の面倒も見てくれていた小学生のお姉ちゃんには、「ありがとうカード」を書いて、お母さん径由で渡してもらうことにしました。


 左の写真の子どもが手にしているのは、携帯電話型のおもちゃですが、画面の所が鏡になっています。画面には隣のお母さんが写っていて、子どもにはテレビ電話のように見えているかも。。。

 真ん中の写真のおもちゃは、ドイツのおもちゃでNICニックスロープというおもちゃです。現在、専攻科の学生が修了研究で行っている「んぐまーまのおもちゃ遊び調べ」の結果ではこれが一番のようで、毎日たくさんの子ども達、そして大人達が遊んでいます。今日も4人の子ども達がいっぺんに遊んでいました。

 右の写真。女の子が持っているのは赤いクレヨンに見えますが、実は木で作ったマグネット!お絵描きをした後に、受付台にくっついているマグネットで遊んでいて、このクレヨンマグネットをみつけた途端、手に持って、お絵描きコーナーに戻っていきました。ゴシゴシ描いても全然色が出てこなくて、不思議だったことでしょうね。

8月17日(木曜日)

 今日も朝から暑く、窓を開け、うちわを用意して親子を迎えました。実家にお盆帰省中ということで、長野、静岡、栃木在住の親子が、それぞれ実家の家族や友達と一緒に来場。地域を基点として全国に利用者の輪が広がってきているような気がしました。

 この春みんなで誕生をお祝いした3ヶ月の男の子は、仰向けずり這いで移動できるようになり、フロアーで過ごすことが増えました。生後1ヶ月の頃からお兄ちゃんと「んぐまーま」に来ているので、他のお母さんたちから「もう寝返りができるの?」と成長を喜ぶ声が聞かれました。赤ちゃんの成長は、本当に早い!!また、11月に出産予定で2才の双子のお母さんが手作りのかぼちゃだんごを持参。「これだと沢山食べる。」と他のお母さんに話すと、「忙しいはずなのに手のかかる料理を作ってすごい」と感心されていました。

 午後の造形コーナーでの折り紙制作では、小学生2人も参加し傍らにいる2才児に教えてあげたり、厚紙に貼り絵を描いてうちわを作ったりしました。夏休み中に「んぐまーま」に来場した小学生はのべ4名、幼稚園児は のべ13名でした。小学生は弟妹だけでなく、他の子どもたちの遊び相手もしてくれ、お互い有意義な時間になっていました。


 左の写真、右にいる学生が鉄琴を叩こうとすると、この子は木の輪を上にたくさん並べていきました。まるでバーベキューを焼いているよう。鉄琴のバチは焼き鳥の串かな??子どもの考えは聞きませんでしたが、大人が勝手に想像するのも楽しいですね。

 真ん中の写真、今日は少し部屋に風が通っていましたが、それでも暑かったですね。2人が協力 して赤ちゃんを一生懸命扇いであげています。赤ちゃんはおかげでいい夢を見られたでしょうか?

 右の写真、七夕飾り作りの続きでしょうか?お母さんが上手に作ってくれた飾りを子どもな りに楽しんでいます。紙もはさみ1本で変化が出せますね。

 8月27日に予定している、『札幌大谷短期大学子育て支援センターの夏祭り』が近づいてきました。今日はその準備のために、1年生が数名見学に入りました。皆さん、どうぞお楽しみに!

8月10日(木曜日)

 夏休み中のため、幼稚園児が5名、おかあさんや弟妹と来場しました。 三つ子を含め、3組の兄妹全部で7人が玉落としのおもちゃに集まり、それぞれ玉を持ち 玉が落ちる様子をお互いに覗きこんで 遊んでいました。1個のおもちゃで7人が遊べる、子ども達の想像力に感心しました。

 2才8ヶ月のの女の子が床にプリズムが光っているのをお母さんと見つけ、手でつかもうと何度も床を触っていました。プリズムが風で動くと一緒になって踊り、傍らにいた1才3ヶ月の女の子が興味深そうに見つめていました。

 10月に出産を控えた1才児のお母さんが、連日の暑さでだるいけれど、「んぐまーま」に来ると気が楽になり、心身ともにリラックスできると話していました。

 夏休みで実習生が入らないことを寂しく感じている声がたくさん寄せられました。専攻科学生がくるとおもちゃや絵本を持って傍に行ったり、先生たちが来るのを楽しみに待っている子どもたちの姿も目立ちます。「んぐまーま」では子どもを愛するたくさんの大人と接する機会が多くてうれしい、という声も聞かれました。

 先週広場を利用したお父さんが、「我が子以外の子どもと遊んで楽しかったし、子どもの成長の見通しが持てるようになって良かった。また休みの時に参加したい!」と話していたと、お母さんが教えてくれました。子どもの普段の様子をお母さんから伝えてもらうことももちろん大事ですが、お父さん自身が子どもと一緒に過ごす時間を大切にして、実際に自分が体感することも大事ですよね。お父さん、これからも何とか時間の都合をつけて、ぜひ「んぐまーま」に参加してくださいね!


 左の写真、「何が出来たの?」と聞くと「そうめん!」という答え。夏の定番メニューが反映されていますね。
真ん中の写真、体を使った遊びが多いワニのクッションですが、今日はままごとのテーブルとしても活躍。そしてその名サポートは1枚のお盆。始めに誰か大人の方が置いておいてくれたようです。ナイスアイデア!
右の写真、年齢の違う子が集まって遊んでいます。仲良く順番にビー玉を落としていました。


8月3日(木曜日)

今日も暑い中、44組の親子、お母さん43名、お父さん2名、おばさん1名、大人合計46名と、子ども59名、合わせて105名の参加がありました。
夏の暑い日は、乳幼児は外遊びをしたくても暑さと日光で難しい時もあり、そうなると、夏でも(夏だからこそ?)地域に屋根つきの親子の居場所が必要になるのですね。

今日は、7日の七夕(北海道の七夕は本州よりも1ヶ月遅れで行う)を前に、江別在住のスタッフが柳の枝を持参してくれたので、窓辺に結び付け、昼食後に、2才児が中心となって、短冊になぐり描きをおこない、大人も一緒に短冊に願い事を書いたり、幼い頃を思い出して七夕飾りをつくったりしました。完成した短冊や飾りを親子で枝に飾り、葉や短冊が風にそよぐ様子をしばらく眺めていました。

 皆さんは、七夕といえば、どんな思い出がありますか?七夕飾りをつくって家の外に枝を用意して飾り、家族で天の川を眺めた経験がある方、近所の子ども達で列を組み「ローソク出〜せ・・・♪」と歌いながら町内を練り歩き、終了後には持参した袋が、町内のお宅からいただいたお菓子とローソクでいっぱいになった思い出がある方。。。それぞれが経験して育った、日本の文化を今の子ども達にも伝えてあげたいものですね!


 左の写真。前述の七夕飾りです。折り紙を使った手作りの飾りがきれいですね。柳の木(本州なら笹竹)に七夕飾 りが揺れる風景は、私達大人にとっても子どもの頃のほのかな思い出を呼び起こす、この季節に欠かせないはない物ではないでしょうか?健やかに育って欲しい。そんな 願いも、もちろんたくさん込められていますね。

 真ん中の写真。子ども3人が乗ってもグイグイと進む、お父さんならではの力強い遊び方ですね。子ども達もうれしそう。

 右の写真。はめ絵のパズルで仲良く遊んでいます。パズルの絵が分かりやすく、お話しも連想できるような内容なので、小さい子ども達でも楽しく遊べるようです。

 これからまだしばらく暑い日が続くことと思われますが、子どもを連れてのお出かけの際は、Tシャツ等の着替え、汗を拭く濡れタオル、そして水分を補給するお水やお茶入りの水筒やペットボトルを忘れずに、こまめに様子を見てあげることをお勧めします。大人も夏バテせずに、北海道の短い夏を子どもと一緒に楽しみましょう!!

7月27日(木曜日)

 
今日も良い天気で、9:10から室温は29℃あり、早速窓を開け換気扇を回しました。 暑さのため、出足はゆっくりでしたが、32組74名の親子が訪れました。

 いつもは、ままごとコーナーが一番人気なのですが、今日は、繰り返しのおもちゃ、引っ張るおもちゃ、滑り台、楽器、磁石等、思い思いに年齢の違う子どもたちがかかわり合いながら遊んでいました。

 今日、毎週利用している10ヶ月の女の子のお母さんが、「歩くようになったんですよ!」を教えてくれました。その言葉通り、体を左右に振ってバランスをとりながら、広場中を上手にヨチヨチ歩き回る姿を見て、周りの大人たちは、「アンヨが上手!」と思わず声をかけていました。

 今日は、札幌市子育て支援総合センターの職員の方が2名、見学に見えました。私達も、時々他の施設を見学させていただいていますが、環境、情報の整理、スタッフの対応等、勉強になることが多いので、お互いの広場のスキルアップにつなげていけたらと思います。

 子どもの成長の過程で、自我の芽生え等により、他の子どものものを急に取り上げたり、何でもイヤ!とごねたり、何にもしていない子どもを急に押したり等、ウチの子どもがこんなことを!?と心配になる行動が目に付く時期もあるかと思います。そんな時は、「んぐまーま」に行ってまた誰かにイジワルしてしまったら困るから・・・と出かけることをあきらめるのではなく、あえて一緒に出かけてきてください。子どもの様子を、スタッフや他の親子の中で一緒に見守っていきませんか?
成長の中で、多分誰もが通る道なので、お互い様と受け止めたつつ、子ども自身が課題を乗り越えていけるように、皆で温かく見守っていくことが大切!と、前向きに捉えてみませんか?何か心配なことがあれば、いつでもお声かけくださいね。一緒に考えていきましょう。


  左の写真。ダルマ落としで積み木遊びなのか、片づけなのか・・・真ん中にあいている穴にも、い つか気づく時があるはず。大人の口出しは無用ですね!

  右の写真。これも片づけなのかな?子ども達が重そうに運んでいるものは、ダンボール製の冷蔵庫なのです。軽くて大きな物は、子どもにとって大仕事をしているようで気持ちがいいのでしょうか。そう言えば、私たちも段ボールやマットレスでよく遊びましたね。


7月20日(木曜日)

 
今日はいいお天気に恵まれ、41組の親子が訪れました。0才児は2ヶ月の赤ちゃん3名を含む8名、1才児は何と24名、2才児は13名、合計46名の子どもとお母さん40名、お父さん2名、伯母さん1名、合計43名の大人、合わせると99名。人数はとても多かったのですが、利用者のみなさんが工夫して過ごすようになったためか、不思議と狭苦しい感じはしませんでした。

 午前中の保育科1年生の「乳児保育」の授業で、「んぐまーま」の利用者親子9組が参加交流してくださいました。学生はとても真剣な表情でお母さん方のお話に耳を傾けたり、子どもたちの様子を観察したりしていたそうです。ご協力ありがとうございました。

 最近はお互いに仲良くなった親子同士が、みんなで誕生会を開いたり、一緒に動物園に出かけたり、と楽しかったお話をスタッフに報告してくれるようになりました。「んぐまーま」の場を利用して、親も子どもも友だちを見つけられたらいいですね!



 左の写真。リグノを使って、慎重に慎重に積んでいました。崩すのも楽しそうでした。
真ん中の写真。狭いところに無理矢理2人の子。きついのがいいんでしょうが、今度は反対向き に(赤を内側に)囲んでみましょうか。少しスペースが広くなると思います。
右の写真。「あら、お宅のワンちゃん、ウチの子と仲良しかしら?」なんて感じ!?引っぱるおもちゃは、いつも人気です。


7月13日(木曜日)

 今日は朝からとても蒸し暑く、「んぐまーま」では欄間を開けて風を通してしのぎました。最近、その日初めて来場したお母さんに、スタッフだけでなく、いつも来ているお母さん方が自然に声をかけてくれています。これはとても素敵なことです。初めての時って、ちょっと緊張して誰かとおしゃべりしたいな〜と思っていても、なかなか自分から話しかけたりしづらいものですが、そんな時に、気軽に声をかけてもらったら、とってもうれしいものですよね。

 先日型紙を貸してください、と言われて型紙代わりに熊のぬいぐるみの本物をお貸ししたお母さんが、その熊とそっくりのぬいぐるみを2つも作って見せてくれました。その苦労話を他のお母さん方も興味津々で聞き入っていました。

 8月から復職することが決まりました!とうれしい報告をしてくれたお母さんがいました。マザーズハローワークで紹介してくれたそうですよ。さすが、ママの見方のハローワークですね!?


 左の写真。ダルマ落としの木槌で、木の玉をゲートボールのように転がしていました。偶然かもしれませんが、自分の股の下や滑り台の下をうまく(?)通して、周りの大人たちの笑いを誘っていました。

 真ん中の写真。始めに赤い服の女の子が人形で遊んでいたのですが、それを見た黄色いスカートの女の子が自分も人形で遊びたいと言いました。周りにいた大人たちがどこかに人形がないかとキョロ キョロしてたら、手前に写っている、女の子の双子の兄弟がすばやく人形を見つけてきて、女の子に渡していました。その様子を興味深く見守っていた清水先生がカメラを向けた時には、すでに男の子は写真の通り横で涼しい顔。清水先生曰く、「カッコイイ」ではないですか!

 右の写真。流しの前に並んだ3つのオムツのお尻とガニ股の足が何ともかわいいです!今日は暑いから水回 りが人気だったのか、常に蛇口が混み合っていました。

7月6日(木曜日)

 
今日はいつ雨が落ちてくるのか、不安なお天気。そのせいか、利用親子は21組、「んぐまーま」の会場の広さを考えると、のんびりと過ごすには丁度いい広さでした。

 ここ数週間、「んぐまーま」ではお父さんの姿がよく見られるようになりました。今日のお父さんは、お母さんが上の子どもの幼稚園の懇談会に出席している間、下の2人の子どもと一緒に遊んでいたお父さんと、午後から仕事を早退してお母さんと子どもが広場で過ごす姿を見にきたお父さん。2人とも、子どもが泣いても動じず、他の親子とも交流しながら極自然に過ごしていて、とても素敵!と感じました。
その他、最近は電話でも「広場にお父さんも参加できますか?」という問合せが増え、「もちろん!いつでもお待ちしています。」とお応えしています。これからもたくさんのお父さんに利用してもらえるとうれしいです。


 左の写真。先週に続き滑り台の写真、今日はボール転がしです。女の子が始め、男の子が加わり、2人が何度もやっていると別な男の子もやってきました。すると、女の子はおもちゃ置き場に行き、ボールを1つ持ってきてその男の子に渡していました。ボールをもらった男の子もとってもうれしそうで、とても微笑ましい光景でした!

 真ん中の写真。「んぐまーま」では、昼食前のスポットタイムと、終了前の2回、スタッフによる絵本の読み聞かせを行っています。今日のお話は『だめよ!ディビット』。怒られてばかりいる男の子が、最後にその怒っていたお母さんに抱きしめられるという内容。親にはぐっと来る話!?ですが、子どももとても真剣に見入っていました。見る人なりのおもしろさがあるのも絵本のいいところですね。下手な解説はしない方がいいというのもうなずけます。

 右の写真。兄弟に見えますね?いえいえ。今日初めてあった2人です。3才の男の子はちょっとだけ叩いて見せたり、こっちもやってみた ら?という風に指さしたりしながら、少し引いた場所で11ヶ月の女の子を見守っていました。 お兄さんらしい様子の一コマでした。


 上の写真は、保育科2年生が新しく作成した、木製のマグネット。受付の机の壁につけています。子どもたちは、今回たくさん種類が増えたことに直ぐに気づいて、一つひとつ手にとって遊んでいました。こんなに喜んでもらえたら、学生たちも本望でしょう!

6月29日(木曜日)

 今日は、37組の親子が来場、2名のお父さんの参加もありました。相変わらず、0才、1才が多く、それぞれ15名ずつ、2才は11名、3才は2名でした。
最近は日が長くなった分、日の出も早く、合わせて子どもたちの起床時間も早くなっているようです。この季節、子どもたちが5時に目覚めるのは、とても自然なことなのですが、一緒に付き合わされる大人はちょっと大変ですね。朝の起床時間が早い時は、多分お昼寝の時間も早めになることでしょう。そんな時は、寝不足の大人も一緒に横になるといいかもしれません。

 まだ1、2才児なのにお昼寝はしたりしなかったり、、、という話を最近よく耳にしますが、乳幼児期のお昼寝は、寝不足を補うためではなく、活動して疲れた脳を休めるために必要不可欠のもののようです。毎日、昼食後には布団に入る等、生活のリズムとして、お昼寝を大切にしてみてください。大人も一緒に添い寝して寝たふりをすると、効果は大と思います。子どもが寝入った後は、そのまま寝てしまうのもよし!、起きて自分の時間とするのもよし!


 左の写真。おもちゃを介した子ども同士の関係で、「んぐまーま」ならでは風景です。大きな子どもの引っ ぱるおもちゃをハイハイで追う0才児。大きい子の方はどれほど意識してるのでしょ うね?

 真ん中の写真。このドイツ、ミッキー社の汽車は、線路とセットのものですが、小さいのでいろいろな所で遊ばれています。2才の子どもたちが滑り台を滑らせることを発見!仲良く何度も滑らせていました。

 右の写真。注目すべき所は、男の子の座っているローラー椅子の中央の隙間!NICスロー プ用の転がす部品を同じレール状の溝を見つけて乗せていました。そして見ている絵本は自動車の絵本。機械的なものが好きなのでしょうか?

6月22日(木曜日)

 
昨日は“夏至”だったというのに、北海道も梅雨?と思うような曇り雨の天気が毎日続いています。今日もいつ雨が降るかと心配な天候だったので、ベビーカーの利用は少なく、1日通しての利用者も25組といつもより少なめでした。でも、施設に対しては適正人数の利用だったようで、おとなも子どもものびのびと過ごせていたようです。HPを見て「んぐまーま」に来ました!という新規利用の親子が毎回数組いるようで、とてもうれしいです。


 左の写真。学生の実習用ベビーベッドを先週終了後、先生方とみんなで「んぐまーま」に運んだところ、今日早速、生後1ヶ月の赤ちゃんが寝ていました。寝返りをするようになるとベッドは危ないので、一応4ヶ月の赤ちゃんまでの使用を目安に考えました。たくさんの子どもの中では、小さな赤ちゃんにはベッドが安心ですね。
お母さんが赤ちゃんをくるむ様子をそっくりまねて、赤ちゃんのお兄ちゃんが人形を大事そうに抱っこしていました。子どもは、おとなのやることをよ〜く見ているものですね。そして、生活で経験したことが即、遊びにつながっていくのだなと実感しました。これこそ、生きた遊びなのでしょうね。

 真ん中の写真。これは「んぐまーま」お馴染みの滑り台です。・・・が、下に丸く穴が開いています。2人の子どもが追いかけっこをして、この穴を普通にもぐって通っていました。この場所にもだいぶ慣れて来ているんですね。

 右の写真。畳の前のテーブルを、積み木コーナーにしています。このおもちゃは「プラステン」というドーナツ状の木の輪が10個ずつ5色、5本の棒に刺さっているおもちゃで、並べたり、積んだり、ままごとの食材にしたり、お金にしたり、つなげてネックレスや赤ちゃんのガラガラにしたり、サイコロでゲームをしたり、、、その発想でいろいろな遊びを行うことができます。
この写真の女の子は、先週も確かこのおもちゃで時間をかけて遊んでいたようです。今日は色をきれいに整理して遊んでいました。子どもが集中している姿はステキですね。

 先々週に「んぐまーま」を利用したお母さんから、電話がありました。8日に利用して、翌日の9日からお子さんが水ぼうそうにかかったそうです。水ぼうそうの潜伏期間は11〜20日、多くの場合は2週間くらいで発症します。子どもが多く集まる場では、知らないうちに風邪等の病気をうつしたりうつされたり、ある程度お互い様かと思います。
ただ、「んぐまーま」は小さい赤ちゃんも利用する場ですので、兄弟が発症する等して伝染病にうつっている可能性が大きければ、お互いに利用を差し控えていただけるとうれしいです。また、利用した数日後に伝染病が発症したという時には、いつから何の病気が発症したのか、いつ「んぐまーま」を利用したのか、その旨ご連絡いただけると、広場でもみなさんに注意を呼びかけることができますので、皆さんのご配慮、どうぞよろしくお願いします。

6月15日(木曜日)

 今日も曇り空で、窓を開けると冷たい風が入ってくる ような天気。。。利用親子は30組で、大人は31名、子どもは35名いました。子どもの内訳は0才児が1番多く14名、1才児が13名、2才児が6名、3才児が1名、6才が1名いました。0才が1番多いのは多分今日が初めてと思います。昨日からの北海道神宮祭で幼稚園がお休みのため、大きいお兄ちゃんが来ていたので、小さい子どもたちには遊びのお手本になっていたようです。

 今日、7ヶ月の男の子が初めてハイハイをして、周りのお母さん方みんなに祝福されていました。自分の子どもでも、他所の子どもでも、成長していく節目に出会うととてもうれしいものですね!


 左の写真。「んぐまーま」の大きな黒板は、「情報コーナー(掲示板)」として、毎週、旬の新聞記事等の情報の掲示を行っています。最近、じっくり見入っているお母さん方の姿が目立ってきましたが、ご覧になったことはありますか?
今後は、子育て情報ばかりではなく、地域、生活等に密着した生の情報を増やしていきたいと思います。皆さんからも、こんな情報がほしい!、また、こんな良い情報がありますよ!とご意見をいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

 真ん中の写真。前述の6才のお兄ちゃんが、200ピースのカプラを上手に積んで塔を作っていると、その傍で小さい子どもたちもも固唾をのんで見ているようでした。お兄ちゃんの真剣さが伝わり、邪魔をしたり、壊したりしようなんて決して思えないのでしょうね。

 右の写真。1ヶ月の赤ちゃんを優しくなぜなぜするお姉ちゃん。。。この2人の子どもは姉弟に見えますよね?ところが、姉弟ではないのです。赤ちゃんはちょっと泣いていたのですが、なぜなぜする女の子の様子をお母さんは少し見守ってあげていました。女の子はお姉さんと認めてもらって、きっと満足したでしょうね。


6月8日(木曜日)

 
曇り後雨の生憎の天気にかかわらず、36組の親子が来場しました。

 0才は9名、1ヶ月から1才近くまでいろいろな月齢の赤ちゃんが揃っています。
1〜3ヶ月の赤ちゃんは畳コーナーの布団で過ごし、お母さん以外の大人に抱かれたり、実習生にミルクを飲ませてもらったりしました。7〜11ヶ月の赤ちゃんはフロアでお母さんの傍で、おもちゃに触れたりハイハイをしたりして過ごしていました。

 今日は1才児が多く21名。1才前半の子どもたちは、親子で遊びを選び、お母さんや周りの大人とのやり取りの中で遊びを広げ、気に入ったことには繰り返し遊んでいました。また、1才後半の子どもたちは、お母さんから離れて遊ぶ機会が増えてきていますが、お母さんの姿が見えなくなると不安になって泣き出す子どもが多いです。

 ところが、2才(近く)になると、段々とお母さんのいる場所から離れて自分の興味のある場所に移動し、傍にいる他の子どもとも遊びを共有できるようになってきています。3才になると、ままごとコーナーで魚を乳母車に入れて売り歩き、お母さんたちに「いくら?」と聞かれると「350円」と応える・・・そんな遊びができるようになります。


 左の写真。保育科2年の実習生が、赤ちゃんのミルクの授乳の体験をさせていただきました。赤ちゃんが一生懸命飲む姿に、学生も喜びを感じることができたと思います。貴重な体験をさせていただき、どうもありがとうございました!これからもよろしくお願いします。

 真ん中の写真。1才の子どもが、鍋のフタを上手に机の上で回していました。後で見ている子もそのあと同じことをやろうとしていました。
右の写真。陸橋の上に上手に置いた汽車、その上にさらに2段、3段と積み木のように乗せています。真ん中の写真と同じように、子どもなりの新しい遊びの発見が大人を感心させてくれますね。

6月1日(木曜日)

 久しぶりのいいお天気。11時までに26組の親子が来場、全日では45組の利用がありました。
今日は、とてもうれしいことがありました!それは、「んぐまーま」開設以来、初めての第2子誕生。生後37日目の赤ちゃんと2才9ヶ月になるお兄ちゃんを連れて、お母さんが元気な姿を見せてくれたのです。他のお母さんたちからも、たくさんのお祝いの言葉が聞かれ、スタッフからお母さんに、この日のためにみんなで書き溜めておいた「おめでとうカード」を手渡しました。お兄ちゃんは、まるでお母さんの動きをなぞるように、小さなお人形を布団に巻いて優しくあやすように抱いて歩き、周りのみんなは思わずニッコリ。時々はお母さんに「抱っこ」と甘えることもありましたが、お母さんは両手に2人の子どもを抱え、大変ながらも幸せに満ち溢れているようでした。スタッフも周りのお母さん方も、「赤ちゃんを見ると、うちでもほしくなるわね〜。もらっていきたいわね?!」を言いながら、次々に赤ちゃんを借りて抱っこする姿が見られました。


 
左の写真。今日は親子で、また1人のお母さんが複数の子どもに落ち着いて絵本を読んであげている姿が目に付きました。子どもたちはじっくりと絵本の世界を楽しんでいたようです。

 真ん中の写真。スタッフと子どもたちで、小麦粉粘土を粉から作っているところ。子どもにとっては出来上がったおもちゃで遊ぶ以上に、真剣に準備している大人の姿に興味があるようです。準備の段階を子どもに見せるのは大事なことなのですね。子どもたちの他に、お母さん方も興味を持って見学していたようでした。小麦粉粘土は、どこのおうちにもある小麦粉と塩と水とちょっとの油と大き目のボールがあれば、誰でも簡単に作れるものです。子どもたちはこの造形遊びがだ〜いすき!ぜひ、おうちでも挑戦してみてくださいね。

 右の写真。先日の日本保育学会の会場で販売されていた「レインボースティック」を早速「んぐまーま」用に購入してきました。本当はその名の通り、長いらせん状の棒なのですが、乳幼児が多いこともあり、丸く円にして留めました。大人はらせんに沿って動く虹色の輪の全体的なうねりに目がいきますが、今日の子どもたちの様子では、写真の子どものように輪の1個1個に興味があり、それにまず手で触れることをしていました。大人にとっては見て楽しむおもちゃでも、子どもはとにかく触らないと気がすまないのですね。

 今日は保育科2年生の学生は、「ぷりてぃ劇場」に向けての猛練習?のため休講で、実習に入りませんでした。今度の土日の本番では、学生ひとり一人が自分の力を出し切り、見ている人にみんなの思いを伝えられる素敵な発表となりますように!

5月25日(木曜日)

 今日は良いお天気だったので、いつも利用親子の出足が遅い「んぐまーま」も10時半までに11組が来場。子どもたちは、お母さんが受付をしている間に、自分の好きなおもちゃ(ままごとが人気!)にまっしぐらに向かう姿が見られました。今日はボールで遊ぶ子が多く、傍にいる大人に向かってボールを蹴ったり転がしたり、滑り台の上から転がしたり してボール袋が空になっていました。また、 学生手作りの組紐の大きな輪を池に見立てて、みんなで魚釣りもしました。

 最近の「んぐまーま」の様子として、お母さん方が自分の子ども以外の子どもを自然に受け入れ遊ぶ姿が増えてきています。また、子どもたちも自分の親から少しずつ離れ、先生、学生、他のお母さん、スタッフなど多くの大人と関わって安心して遊んでいる姿が見受けられます。みんなで大きくなっているんですね。
こんな時、「おかあさんはここよ!」と傍に行きたくなるかもしれませんが、その気持ちをちょっと抑えて、子どもが親を基地として少しずつ行きつ戻りつ1人で遊べるようになったことを、大きな成長として受け止めてあげてくださいね!
親は、子どもが「ここに居てくれるはず」と思っている場所から動かずに、その場で見守りつつ、自分の好きな本でも手にとってみたり、誰かとおしゃべりを楽しんだりしてみてください。淋しいような、うれしいような。。。親ごころというものは複雑なものですね!?


 
左の写真は、実習に入った学生と子どもが一緒に、スイスのネフ社のリグノとネフスピールという積み木で遊んでいるところ。ネフスピールは不思議な形をした積み木で、多種類の積み重ね方があり、いろいろ試すとおもしろくて大人もついはまってしまいます。ぜひ、今度、手にとって挑戦してみてください。

 真ん中の写真。誰が思いついたのか面白い発想!ヒーターの連続した形を、線路の枕木に見立てたのでしょうか。カタンカタンと金属的な響きもいい感じです。あえて室内灯を消して自然光にしているので、窓際が特別な雰囲気になりますね。
 
 右の写真は、スタックボックスという名の通り、入れ子になっているカラーの箱。気持ちよくぴったり収まるので、子どもたちも順に入れるのが楽しいようです。完成するたびにお母さんと手を叩いて何度も繰り返していましたよ。

5月18日(木曜日)

 今日は44組の親子が来場。新規受付の親子は9組で、「んぐまーま」に来たきっかけは、友人の紹介が7組で手渡しチラシが2組でした。中には地域の公園で「んぐまーま」の情報を得て来場した親子もいたようで、「んぐまーま」を利用している親子が広場での居心地のよさを伝えてくれ、新規利用につながっているようで、スタッフ一同うれしく思いました。4〜5ヶ月の赤ちゃんのお母さんがここで待ち合わせて、赤ちゃんコーナーに寝かせながら、たくさんおしゃべりをしていきました。赤ちゃん親子同士の友だちには、こんな利用法もあるのですね。


 
左の写真は、広場で人気の汽車セット。この春、レールと汽車を追加し、ほぼ2倍になりましたので、複数の子どもたちが平行して遊べるようになりました。もちろん、女の子たちも汽車セットが大好きで、この子も列 車を長くつなげて楽しんでいました。
 真ん中の写真は、.おぶりひもで赤ちゃんのお人形さんをおんぶしている2人。お揃いの格好で、特別な連帯感が生まれたのでしょうか。滑り台の橋を越えて隣町までお買い物かな?この月齢になると、友だちとのごっこ遊びがどんどん展開して、友だちと遊ぶ楽しさや充実感を感じられる頃なのでしょうね。

 右の写真は、学生が実習の手作りコーナーで体験しているヒモ編みに興味を持って、浜先生の説明を熱心に聞くお母さん。赤ちゃんも真剣に見ていますね。このヒモは4本の編みこみですが、とても丈夫で伸縮性があるので、輪にしてケンパ、大縄跳び、電車ごっこなどなど、いろいろに遊べそうで重宝しそうですね。端切れや古着を切り裂いて編みこんでいくだけですので、よかったらおウチでも挑戦してみてくださいね。作り方詳細は、浜先生までどうぞ。

5月11日(木曜日)

  連休で4日がお休みだったので、受付、お母さん同士の会話の中で、連休の過ごし方が話題になっていました。今日の造形あそびコーナーでは、3日後に控えた「母の日」のために、カード作りを用意していました。3才児がカードに絵を描く様子を見て、1〜2才児も10人くらい集まってみんなで挑戦!元気になぐり描きをして、素敵なカードが出来上がりました。お母さんたちは、「生まれて初めて、子どもからもらったプレゼントだわ!」と笑顔で受け取っていました。今後、子どもの成長に伴い、様々な手作りのプレゼントを手にすることかと思いますが、子どもたちが大人になり、自分たちが年をとってもいつまでも素敵な宝ものとなりそうです。


 
左の写真は、鉄琴と太鼓の合奏です!?楽器を一緒に鳴らすのは、子どもにとってもきっと楽しいのでしょうね。
 真ん中の写真は、保育科2年生の学生が、広場の実習中に利用しているお母さんのお話を聞いているところです。学生はお母さんからどんなお話してもらったのでしょうか。学生に対 して、皆さんがこのように気軽に話してくださるのは、とてもうれしい限りです。
 右の写真は、小さな島での魚釣り!?滑り台の上は特別な場所なんですね。ちなみに、この魚も釣竿も学生の手作りです。今日は、5月5日の子どもの日の余韻で、この釣竿にかかった魚を鯉のぼりに見立てて遊んでいる子どもたちがいました。とても素敵な発想ですね!

4月26日(木曜日)

 今日は、久しぶりのお天気だったのでベビーカーを利用して来た親子が多く、服装も段々春らしく軽やかになってきました。44組の親子が参加、お父さんやおばあちゃんの参加もありました。子どもは、0才児が12名、1才児が何と30名、2才児7名、3才児3名で計52名でした。
雪が溶けて久しぶりに来場し、再会を喜び合う姿もありました。

 いつも来ている子どもたちは、自分で会員証を持ってスタッフに見せてくれる等、すっかり「んぐまーま」に なじんでいるようです。リピーターのお母さんに誘われて今日初めて利用した親子が10組もいて、それぞれお母さん同士で室内の様子や利用の仕方を丁寧に説明してくれていました。ありがたいことです。「んぐまーま」に初めて来た子どもたちも、すべり台等を中心にすぐに遊びに入っていたようでした。


 
左の写真は、1才児同士のやり取りの様子。他の子どもが見ている絵本を見て興味を持ち、ページを指さして話しかけています。一緒に絵本を見ることが、コミュニケーションになっているのですね。
真ん中の写真は、3人の子どもたちが年齢に応じてそれぞれの方法でジャンプに挑戦しています。今日もワニのクッションが、子どもたちによっていろいろに活用されていました。
右の写真は、5月5日の「子どもの日」にちなみ、新聞紙でカブトを折っているところです。子どもたちは、お母さんが作ってくれたカ ブトにとても満足そうでした。

 さあ、今週末からゴールデンウィークに突入です。それぞれの家庭で春の季節を満喫できる、素敵な休暇になりますように!来週5月4日の「んぐまーま」はお休みです。11日にまたお会いしましょう。

4月20日(木曜日)

 
生憎の雨模様のためか利用者の出足はにぶく、今朝は「んぐまーま」が広く感じられました。 雨の日にベビーカーを押しつつ傘を差すのは至難の業ですね。今日はお散歩がてら歩いて来場した1才後半の子どももいて、いつもより時間が倍かかったけれど 雨の日の散歩も子どもとなら楽しい!と言うお母さんの声も聞かれました。今日は来場者が25組55名といつもより少なかったせいか、今までお母さん方から離れづらかった子どもたちもよく遊んでいました。

 ままごとコーナーでの一コマ。2才の男の子と1才8ヶ月の女の子がままごと道具の取り合いになり、男の子が女の子の頭を叩きましたが、女の子は泣かずにいました。その時に、男の子のお母さんが「ごめんね。」と女の子の頭をなでると、それを見ていた男の子も女の子の頭をなで、次には女の子も男の子の頭をなでていました。。。何ともほんわか温かい光景だったようです。
順番、ジャンケンと大人は直ぐに表面上の解決を急ぎがちですが、この子も、あの子も両方ともこれが欲しかったんだよね!という気持ちをまずは認めてあげることが一番大事なことのようです。親が相手の子どもに、「ほしかったんだって。ごめんね!」と自分の子どもの気持ちを伝えることで、その様子を見た子どもが親を信頼しながら学習していくそうですよ。何だか、この辺りにたくさんの子育てのヒントが隠されているような気がしますね。

 また、皆さんは、「んぐまーま」にはキャラクターものがない!ということに気づいていましたか?「んぐまーま」ではキャラクターもの、ブランドものはあえて取り上げないことをポリシーとしています。それはなぜって?私たちがキャラクターものを取り上げると、 他の子どももほしがったり、大人もそれを良かれと思って集めることに集中したり、大人も子どもも商業ベースに乗せられることにつながっていってしまう。。。それよりもモノの本質を見極める目をお互いに養っていきたいという思いから、なのです。また、キャラクターものいっぱいの部屋よりも、子どもたちが落ち着いて遊びに集中できるように思えるのですが、皆さんはどう感じますか?


 さて、左の写真は、スポットタイムのわらべうた遊びの様子。今日のわらべうたは、「すくぼんじょ(つくしのこと)」と「ちょつちょつあわわ」でしたが、お馴染みの「ちょつちょつあわわ」の歌詞、「ちょつちょつあわわ かえぐり かえぐり とっとの目」に込められた意味を知っていますか?「世の中の事を見通す力を持て!いつでも恥じらいを忘れず、何事も控えめにし、口を慎み、耳はかっぽじって良く聞 き、目は鶏の目のように大きく開けて見ろ!」ということなんですって。わらべうたは真っ当でわかりやすい子育ての道標、子どもと大人を楽しくつなげる魔法のことばと言われますが、本当に奥が深いです。

 真ん中の写真に写っている女性は、ご存知の方も多いことでしょう。そうそう!トリノオリンピック女子カーリングの日本代表選手として活躍した林弓枝さんです。実は、林さんは札幌大谷短期大学の保育科の平成11年度卒業生で、この日は大谷奨励賞授賞式のために来校されました。保育科のHRでも学生達に励ましの言葉をいただいた後、「んぐまーま」も見学されましたが、子どもたちと接する優しい笑顔が素敵な方でした。

 最後の写真は、おウチのように見えますが、実はおもちゃの棚です。子どもの小さな体がかわいらしく、そしてうらやましいですね!

4月13日(木曜日)

 
4月も中旬になると、おとなも子どもも服装が軽やかになってきますね。冬の間来れずにいたけど、春になったのでやっと出掛けて来れました!という方もいました。子育て中の親子にとっては、春は本当にうれしい季節ですね。
今週から幼稚園が始まったので、38組45名の子どもはちびっこ中心になりました。0才9名、1才は24名、2才は8名、3才と4才は各2名でした。幼稚園から真っ直ぐ「んぐまーま」に来て、うれし恥ずかしそうに制服姿を見せてくれた新入園児もいましたよ。

 「んぐまーま」では利用者同士、子育ての知恵や地域の情報等、様々な情報交換がなされているようですが、スタッフや浜先生にもいろいろな相談が寄せられます。今日は、偶然に、子どもの噛みぐせについて2件の相談がありました。子どもが誰かを噛んだ場合、周りの大人は噛まれた相手を手厚く手当てする様子を噛んだ子に見せた後に、噛んだ子どもの心情を考慮しながら、噛まれた相手は痛いことや噛むことはいけないことを、子どもが理解できるように知らせる必要があると、浜先生とスタッフで再度確認しました。


 
左の写真は、8ヶ月のちびっこがハイハイで太鼓に突進?し、1才児と一緒に叩いて遊んでいる様子です。打楽器は単純な手の動きで遊べるので、小さい子どももすぐ興味を持つようですね
  真ん中の写真は、.専攻科1年生が授業で作った磁石式の釣り竿を持参してくれた時の様子です。色とりどりのフェルト製の魚も学生たちが昨年度保育科2年の実習の時に作ったものです。子どもたちは釣り竿を心待ちにしていたので、一度に6本の釣り竿をプレゼントされて、とてもうれしそうに魚釣りに挑戦していました。清水先生によると、この釣り竿は3匹の魚がいっぺんに釣れてしまうほどの強力磁石を使っているそうですよ。

 さて、右の写真。今日から新年度の保育科2年生の実習が始まりました。4人の学生たちは皆、「んぐまーま」に入ってきた時は緊張の面もちで したが、子どもの笑顔を見てそれもすぐ吹っ飛んだようです。
13:10〜14:40の3講目の授業が実習の時間ですが、実習生は昼食を済ませた後、早めに来て食事の介助等のお手伝いをさせていただくことと思います。今後ともご協力をよろしくお願いします。

【2006年度
4月6日(木曜日)


 
2006年度の「んぐまーま」初日。朝から横なぐりの雪で道路も雪景色となってしまったので、せっかく使えるようになったベビーカーや自転車も無理そうです。朝の利用者親子の出足は遅かったですが、天気の合間を見て35組の親子(子ども45人・おとな36人)の参加がありました。子ども45名の内訳は、0才児が5名、1才児が何と26名、2才児は7名、幼稚園入園を控える3才児が6名、4才児が1名でした。

 その1才児たちが友だちと上手に遊ぶ様子をお知らせしましょう。1才5ヶ月の3人の子どもたちがままごとコーナーとガスレンジを使い、それぞれ自分のほしいもの、やりたいことを態度で示しつつ、お互いにそれを許容し合って、特に取り合いにならずに上手に遊べていました。1才児は、皆で一つの遊びをつくり上げる、というところまではいかないまでも、一緒の遊びを友だちと平行して行うだけで仲間意識も芽生え、自分自身が主体的に遊んでいるんだ!という充実感も感じているのかもしれませんね。


 先週お知らせした通り、今週から専任スタッフが1名変更しました。左の写真に写っている熊澤仁美です。詳しくはスタッフ紹介のページに載せました。今後ともよろしくお願いします。ちなみに、後姿の子どもが納まっているのは、A4のプラスティックのカゴです。ここにお尻がピタッと納まってしまうのですね。

 真ん中の写真は、NIC(ニック)スロープで遊ぶ子どもを真剣に見つめる8ヶ月の赤ちゃん。写真には写っていませんが、左右にいるそれぞれのお母さんが、我が子の様子とそこに生まれている小さなふれあいを、とてもうれしそうに見ていました。右の写真も、子どもが小さなところにピタッと納まっているところ。これは人形用の荷車なのですが、小さい子どもも乗ることができます。

 さて、短大の学生も新年度が始まりました。5日に入学式を終えたばかりの1年生が昼休みに「んぐまーま」に見学に来て、ドアの外から子どもたちの様子を覗いて歓声を上げていました。保育者を目指す学生にとっても子どもたちは宝物なのですね!

 来週からは、保育科2年生が13:10〜14:40まで4名ずつ実習に入り、受付や遊具作り、そして親子とのふれ合いを実際に体験します。学生にとっては、食事の介助も、おしっこ、ウンチのオムツの取替えも、子どもたちと言葉を交わすのも絵本を読み聞かせするのも、ママたちの子育ての話を聞かせていただくのも、どれも新鮮で大切な学びの機会ですので、これからも学生の実習を温かく見守ってくださるとうれしいです。ママたちの子育ての楽しさや大変さを、どうぞ自然体で学生にたくさん伝えてくださいね。どうぞよろしくお願いします!